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その頻尿、原因は塩分過多かも?

排尿の量は体に取り入れた水分の量で変化してきますが、間隔をあけずに排尿がしたくなる状態を頻尿といいます。
頻尿になるということは摂取している水分の量が多いということが考えられますが、汗をたくさんかいた時などは、水分をたくさん摂取しても体にとって必要な水分は体に吸収されるので頻尿になるという症状は起こりません。

ではどのような時に水分の摂り過ぎで頻尿になるかというと、原因のひとつには塩分過多があります。
塩分を多く体の中に摂り入れると、血液中の塩分濃度が高い状態になります。
そのままでは血管に悪い影響がでてしまうため体はいつもよりも水分をたくさん吸収して、塩分濃度の高くなった血液を水分で薄めようとします。
血液がいつもと同じ程度まで薄まるように水分を多く吸収するので、体の中の血液の量が一時的に多くなります。

その後、血液は腎臓を通って体の中を巡りますが、腎臓で不必要な水分と塩分は体の外に出されて、血液は元の状態に戻ります。
その結果体の外に出される水分の量が多くなり、頻尿という現象として体にあらわれます。

塩分過多が原因となっている時には、体の中の血液量が増えることで様々な悪影響がでて、心臓への負担が大きくなることや動脈硬化が進んでしまう恐れが出てきます。
そして動脈硬化が原因となって起こる心筋梗塞や脳梗塞が起こるリスクも同時に高くなってしまいます。

他にも塩分濃度が高い状態の血液が腎臓に入ることで腎臓への悪影響もでてきます。
腎臓は血液をろ過して尿を作りますが、この時に塩分濃度の濃い血液をろ過することで腎臓の負担が大きくなり、結果的に腎機能が悪くなってしまうことがあります。

頻尿は塩分過多が原因となって起こることがありますが、塩分の摂り過ぎは尿の量が増えるだけでなく、様々な悪影響があるので塩分の取り過ぎには注意をしたほうが良いでしょう。
また、他にも頻尿を起こす原因はいくつかのものがあり、中には深刻な病気もあります。

頻尿症状から考えられる危険な病気とは

頻尿を引き起こす病気にはトータルの尿量には変化がなく、尿の回数だけが増えるものがあります。
それは膀胱に尿をためておく機能が低下していたり、尿をしたいという感覚が過敏になってしまっている時に起こります。
膀胱に尿が少し溜まっただけで尿がしたくなると感じるものを過活動膀胱といい、高齢の人に多く見られ、尿をすぐにしたくなってしまうという症状が出ます。

また尿がしたいと感じる時には、膀胱内に尿が溜まっただけでなく、そこから神経を通して脳に指令が伝わることで、尿がしたいと感じます。
その途中の神経に障害がある時にも尿をしたい感覚が正確に脳に伝わらなくなり、頻繁に尿がしたいと感じるようになります。
これには脳梗塞などの脳血管障害やパーキンソン病、脊髄損傷などがあります。

他に膀胱粘膜が刺激されることで尿意を頻繁に感じるようになることもあり、そういった症状が起こるものには膀胱炎、尿路結石、膀胱結石などがあります。
これらは膀胱内に溜まった尿量が少ない時でも、膀胱粘膜が過敏になっているために尿がしたいという感覚になります。

膀胱内に溜められる尿の量が減って頻尿になることもあり、代表的なものは膀胱がんで、膀胱内でがん細胞が大きくなり過ぎることで尿が入るスペースが減ってしまい頻尿の症状がでます。
膀胱がんは放置すると危険な病気で寿命に関わるものです。

尿道が圧迫されることで膀胱内の尿がスムーズに排出されず、膀胱内に尿が残ってしまう時にも残っている尿があることで何度も尿意を感じて頻尿になることがあります。
尿道を圧迫する病気には前立腺肥大症や前立腺がんがあり、病状が悪化すると完全に尿道が塞がってしまい、尿が全く出ないという症状を引き起こすことがあります。
こうなると危険な状態なのですぐに管を入れるなどして尿を体の外に出す必要があります。
また前立腺がんは悪性腫瘍のため寿命に関わる病気です。

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